剛性と強度を意識しながらの軽量化
前回は一旦いくつかの部品を仮組みした状態で体重をかけたりクランク周りを捻ったりして剛性を確認しました。 その結果を元に強度的に問題が出ない部分や剛性を落としたい部分を削って軽量化します。 前回のものから400gほど軽くし …
前回は一旦いくつかの部品を仮組みした状態で体重をかけたりクランク周りを捻ったりして剛性を確認しました。 その結果を元に強度的に問題が出ない部分や剛性を落としたい部分を削って軽量化します。 前回のものから400gほど軽くし …
接着の終わったフレームの輪郭をある程度削り出したところで一旦仮組みしました。 この状態で勢いよく体重を載せる、クランク周りを足で強く踏んで捻る、ハンドルに力を入れてこじるなどしてフレームの硬さを見ます。 ジオメトリーの設 …
近隣で伐採されたイチョウを製材しました。 しばらく自然乾燥させてから良いものを選んで使います。チェーンステーやシートステーになる材料です。 樹木の伐採から製材して材木に、それを加工して材料にしてロードバイクのフレームに化 …
接着面以外の部分に漆で防湿処理をします。 木は温度による収縮よりも湿気による収縮が気になる材料ですので、外気に触れる部分はしっかり防湿処理をしています。 そして接着。これでフレームが一体化します。 木と木が接する面と木と …
フレーム内部の肉抜きです。 軽くする目的でもありますが、大事なのは剛性を適度に落とすことです。無垢の木の塊は硬くて乗り心地がとても悪く乗れたものではありません。 フレームを半分に割るとこんな風に見えます。 このフレームは …
よくあるタイプのシートクランプです。旋盤とフライス盤で大方削って手作業で仕上げます。 取付けを確認したら磨いて完成です。 WP Bikeロードバイク製品の一部として今後も作るかもしれませんが、シートクランプ単体で販売する …
ヘッドチューブとシートチューブに金属部品を埋め込むための穴開けです。 ボール盤のテーブルを垂直に立てフレームを固定して大きなキリで穴開けしています。正確にフレームを固定するのが大事です。 ヘッドチューブには旋盤で作ったヘ …
ジュラルミンをフライス加工してボトルケージの座金を作ります。 角を取り磨いた完成品。 これを落とし込むように取り付ける為にフレームに鑿で彫り込みを入れ、座金を取り付けた様子がこちらです。 小さなフレームで電動工具が入らな …
小柄な女性用ということで乗り降りし易いようにトップチューブを寝かしたフレームですが、シートステーもかなり寝た設計です。 こうすると困るのがリアキャリパーの取付けです。シートステーにキャリパーを取付ける余地がありません。 …
モノづくり共同体千葉拠点の近隣で伐採されたイチョウです。 左が直径50センチほど、右が直径70センチほどあります。 これを製材して板にして自然乾燥させ、いずれロードバイクのフレームにします。 一台目は地元の方に使っていた …