仕事は段取り8割と言われます。道具や治具を揃えて整備し計画的に作業しなければいけません。
フレーム組立治具を準備しようと思い部品を作り始めました。
材料には60ミリ径のアルミ丸棒を使い、旋盤で2種類の部品を加工します。
2種類の部品が完成しました。
ヘッドチューブを保持する部品です。使用するフォークによってヘッドチューブ径が変わるので、どんな場合にでも使えるようにテーパー形状になっています。
こちらはボトムブラケットシェルを保持する部品です。WP Bikeはシマノ製のねじ込み式のボトムブラケットを使用しているので、一種類のボトムブラケット(シェル内径34ミリ)に対応すれば用が足りるのですが、他の規格のものにも対応できるように段付きにしました。
旋盤を使えば規格違いのボトムブラケットに対応するアダプターくらいなら作ることもできそうです。シートクランプみたいなものも内製すれば、フレームに付属する部品はほぼ全て内製できることになります。
資源不足・モノ不足・流通遅延はニューノーマルの正体の一部かもしれません。そうであればこの状況は続く可能性が高いです。そんな社会情勢下では内製する能力は高い方が良いです。