チェーンステーの曲げ型を試す

ニューモデル用に作ったチェーンステーの曲げ型を使って曲げ木を試しました。無理なく曲げ・積層ができそうです。

オレンジ色のクランプ4本で固定されている辺りにタイヤの逃げがあります。タイヤが来る位置のチェーンステーの間隔は43mmにしています。38cのタイヤでギリギリかなという感じでしょうか。

これまでに製作したWP1のチェーンステー長(クランクセンターからリアアクスルセンターまでの距離)は410mmです。市販のロードバイクでは405mmが一般的ですので、やや長めです。ニューモデルも同じチェーンステー長で行けそうですが、36Tのインナーチェーンリングだと干渉するかもしれませんし、34Tでもあまり余裕はないです。チェーンステー長を伸ばすと(結果的にホイールベースが長くなるので)操縦性が変わってしまいますから、ギリギリの設計とするか、ジオメトリーの他の部分を調整して操縦性を犠牲にしないようにするか悩むところです。

ロードバイクで旅をして時々悪路を走るという使い方なら、落ち着いたハンドリングにするのもアリだと思いますので、操縦性を少し犠牲にする方向でも良いかもしれません。

フレーム基本設計はWP1から大きく変えませんし、全体的な形状もWP1を踏襲することになりますので、モデル名にはWP1を使います。WP1X(cross)とでもしましょうか。

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