年初に中古の電動アシスト自転車を手に入れて千葉拠点に移送し、壊れた箇所を直して運用できる状態にしました。
前に15kgまで、後ろに22kgまでの子供を載せて走らせる自転車です。少し走らせて見ましたが、低重心で転倒の心配が少なく、モーターの補助で坂道を楽に登れます。
これを荷物運搬用に生かして、災害時や悪天候の下でも機動性を確保したいと考えます。
雨や雪でも安心して走れるようにするには、前輪を二輪にするのが良いと思っています。
早速、模型を作ってみました。
あまり重量を増やしたくないのでサスペンションは付けません。この形式でサスペンションを付けるとすると、ロワーアームとアッパーアームを左右分割しなければなりませんから、少し構造も複雑になります。
写真の状態ではリーンアングルが20度です。スポーツ志向のオートバイではリーンアングルが45度ほどあるものがありますが、この自転車の場合は30度もあれば十分だろうと思います。
しばらくはこの模型を修正しながら、適切なジオメトリーを検討し、設備が整ったら縮尺を実際の自転車の寸法に合わせて改造に取り掛かることになります。