WP1ではありませんが、女性向けの街乗り用のフラットバーロードバイクの部品を製作しています。
これがヘッドパーツ。A7075材で作りました。
薄くグリースを塗るとヌルっと入るくらいの精度で作っています。
街乗りロードとしては贅沢なフルカーボンフォークを使います。街乗りとは言え、木製フレームのロードバイクは乗り心地が良く軽快で速くなければなりませんから、それを実現するためのコストには目を瞑ります。
こちらはキャリパーボス。強くナットを締め込むと木のフレームがへこんでしまい締結力が出ないので、このようなボスをフレームに埋め込みます。
こんな形で使われます。
WP1と同様に製造コストを抑えられるように設計していますが、ヘッド、BB、ブレーキ、ワイヤー、リアエンドなど金属部品と接する部分に使用する金属部品を作るのは、旋盤やフライス盤があればそれほど難しい作業ではありませんが、それらを作るだけで3日ほど使ってしまいます。