製品として販売する肩掛け鞄の製作工程紹介です。今回は帆布と革を使用した気負わず使えるデザインの鞄になる予定。
最初に型紙に沿って生地を裁ちます。型紙の作成はフリーで配布されている洋裁CADを使用、すべて日本語なので非常に助かっています。
生地の準備が出来たら内袋から作っていきます。接着芯を貼ったらポケットを付けるのですが、片方はファスナーポケットになっているため少し下準備が必要。
ファスナーは寸法を調整し、取付位置には芯を貼ることで補強しています。
ポケットの取り付けが終了したら内袋を組み立てます。曲線のあるデザインの際は特に生地がずれやすいのでしっかりと仮縫いをしてからミシンがけに取り掛かります。
内袋が完成してからいよいよ外側の帆布と革を準備していきます。事前にポケットやマグネットホック、根革などの付属を取り付けてこちらも組立て。
革もさることながら帆布のほうも非常にかたい為、最後の口部分などは本当にミシンを掛けるのが大変です。生地が重なる部分の革は漉いておき、帆布は余分を切ったり金槌で潰してから縫うと少し楽になります。それでも大変ですけどね。
ひとまず本体部分はできあがりました。これにショルダーベルトを取り付けて完成です。
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