チェーンソー講習会を開催

モノづくり共同体で一緒に活動している仲間向けのチェーンソー講習会を開催しました。チェーンソー講師をしている仲間の技能をみんなで共有する講習でした。

猛暑の中、参加者全員が真剣に取り組んでいました。

この講習の狙いは、今後、モノづくり共同体内で生産される木工製品の材料を作るパワーを持つこと。木工旋盤の材料、家具やギターの材料、木製フレームのロードバイクの材料等を木を伐採するところから内製していきます。

これは欅の丸太からチェーンソーで切り出された板。

これが電気鉋や自動鉋の使用を経て平らな板材になっていきます。

欲しい材料を得るためには、丸太の欲しい部分を選んで切り出す必要がありますが、材木を選択するところから製材までをコントロールすることで、製品に適した材料を準備できます。

台風等の災害時に倒木の除去作業などにも役に立つ技能でもありますし、モノづくりの工程に多くの人が参画して共同体を構成するというモノづくり共同体の骨格も強化されます。今後、更に経験を重ねて、今回参加できなかったり仲間や新たに加わる未来の仲間に技能を伝えることができるようになって欲しいと思います。

あまりにも暑かったので熱中症の心配もありましたが、全員が怪我をせず暑さに倒れることもなく無事に講習を終了できて良かったです。