令和5年正月。
年末に福島県郡山市に出張してきました。建材のプレカットを本業とする工場でした。
100年後に自分たちが住む地域がどうなるか。そんなことを真剣にお考えのようでした。モノづくり共同体も知恵や技能を未来に繋ぐことに強い関心を持って活動しているので、そのような方々との会話には気持ちが前のめりになります。
諸々今後のことを話しましたが、ひとまず新商品として検討している低温乾燥させた木で作った集成材のサンプルをいただきました。
建材を作った余りの木は捨てられるか燃やして燃料になります。それを燃やさずに集成材にして使おうというもので、同様のことをされている方はたくさんいると思います。
いただいた10枚のサンプルは全て何かに変身してもらおうと思います。
ひとまず3枚をギターのボディに加工してみました。
Fenderテレキャスタータイプは、切削型があれば加工自体は短時間で終わります。慣れれば1時間ほどで上の写真の状態に加工できます。CNCなどがあれば量産しやすいモデルと言っても良いかもしれません。
仕事が忙しく専門以外の分野には手が出せないということがあるかもしれませんが、異分野との交流を通じて新しいアイデアが出るかもしれませんし、お互いの知恵や技能を役立てることができるかもしれません。
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