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Sさんのクラシックギター製作教室#2 側板の厚み出しとライニング製作

前回の記事はこちら。

発注しておいた材料が手元に届いたということで、製作本編開始です。

まずは側板の加工から取り掛かりました。明るめの色ですがインドローズです。3mmほどの材料でしたが、これを約1mm薄くします。

ホームセンター等でもよく売っている「角利」の鉋です。未開封でお持ち頂きましたので今日は使い物にならないと思いましたが、ホームセンターで取り扱っているだけあって日曜大工向けにある程度「すぐ使い」状態になっているようで、まぁまぁ切れました。

比較的良心的な(?)インドローズだったので、1.5時間ほどで2枚の厚み出しが完了。

厚みが揃ったら側面に直線を出して基準面にします。

基準面に型紙を合わせて型を書き入れます。

書き入れた線に合わせて加工していきます。

狙いの2mm外側あたりを鋸で切っていきます。

最後に2枚をマスキングテープで仮止めして、線ピッタリに鉋で形を整えます。これで同じ形の側板が2枚出来上がりました。

これから曲げるには時間が足りなそうだったので、ライニングの加工に取り掛かりました。7mm厚のマホガニーを1~2mmほど薄くします。大分鉋が切れなくなってきました。

鉋の切れ止みと共に、生徒さんの筋肉HPがこの辺りでゼロになったようです(笑)

ライニング溝切鋸を使って手加工にも挑戦してもらいました。

合計4本作りますが、残り3本はスライド丸鋸を使って代行しました。

最後の30分は、研ぎの初歩について要点をお伝えしました。研ぎは教わったからと言ってどうなるものでもないので、「僕はこのようにやっています」というご紹介程度です。

次回は側板の曲げです。

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