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Sさんのクラシックギター製作教室#3 側板曲げとブロック接着

前回の記事はこちら。

前回2mmくらいの厚みにした側板を曲げます。下準備として、Sさんが来る1時間前くらいから濡れタオルで包んでおきました。ベンディングを加熱し、水を張った桶・霧吹き・型を用意します。

くびれ→上半分→下半分の順で曲げていきます。ベンディングアイロンを使った手曲げです。時間は掛かりますが最も手軽に導入出来る方法です。インドローズは適度に粘りがありますので比較的曲げやすいです。

当工房のベンディングアイロンはオフコーポレーションさんで購入したものですが、今確認したところ販売していませんでした。Stewmacでは販売していました。

順調に進みました。1時間少々で片側を曲げ終わりました。初めての曲木としては非常に速い方だと思います。

曲げ終わったら端の余白部分を切り落とします。鎌挽き鋸を使ってもらいました。

型枠に納めて、上下のブロックを接着します。これで形状が安定します。今回、型枠は当工房のものをお貸ししました。

時間が余ったので、力木用材を切り出しました。毛引きと鋸を使って切ってもらいました。最初の1本目は曲がってしまいましたが、2本目以降は大分まっすぐ切れるようになりました。

手道具と並行して電動工具の扱いもお伝えします。小さな卓上テーブルソーを使ってもらいました。やはり若干の恐怖感があるご様子。

次回はライニングを側板に接着し、裏板の厚み出しと継ぎ接ぎを行う予定です。

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