Sさんのクラシックギター製作教室＃7 表・裏板の力木接着・裏板と側板を接着

前回の記事は此方。

前回、Sさんと話し合いの結果、少し進行速度を速めたいということでしたので、必要に応じて当方で作業代行することになりました。

今回はロゼッタの埋め込みと一部力木の貼り付けを代行しておきました。

貼り付けの順序を考えて、表板一番上の力木・ホール横の補強木・ブリッジ裏の補強木は代行して予め接着しておきました。

Sさんにはロゼッタ埋込後のわずかな段差を均すところから始めてもらいました。

続いて表板力木と補強木が重なる部分の切り欠き作業です。隙間の無いように加工します。小さな導突鋸と鑿での加工です。

切り欠き加工が済んだら竹のしなりで圧着します。初めてだとこれが意外と難しいんです。

接着の乾燥を待っている間、裏板の力木を成形します。

側板の位置を裏板の力木に写し、力木を切り欠きます。

力木が少し短くなったのが分かりますでしょうか？笑

こういったちょっとした作業の節々で鑿や鋸の使い方の勉強になります。

クランプで圧着します。裏板は接着時の視認性が良いので比較的気が楽です。

接着の済んだ表板の力木を加工します。今日は鉋で高さを揃えるところで時間切れです。

次回はボディを箱に出来るでしょう。