現在のところ、平皿やお椀作りを中心に開講している木工旋盤教室ですが、コップ・カップ等の深物を作りたいという要望が増えてきているので、縦木・センターワークを題材にした教室を設計中です。
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↑この画像だと分かりやすいですね。この方向で掴んで加工するのが縦木・センターワークです。
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皮むきから始まって、凸凹な丸太を綺麗な円柱にします。
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形をイメージしながら掴みシロを作ります。
![](https://i0.wp.com/shin-yamato.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7753-1.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
一旦縁の方から掴み直して、外形を整えます。
![](https://i0.wp.com/shin-yamato.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7755.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
底から掴み直して、内側を仕上げます。
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最後に底に残った掴みシロを切り落として均します。
![](https://i0.wp.com/shin-yamato.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_E7759.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
コップの出来上がり。
このコップの作り方は『木工旋盤の教科書』という本に詳しく載っています。写真が多く解説も丁寧な本なので、特に初心者の方におすすめです。
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基本的には同じ作り方で、サイズやデザインを変えればオリジナルのコップ作りが出来ます。
![](https://i0.wp.com/shin-yamato.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7772.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
特に何も考えずに作ったらこのような形状になりました。
![](https://i0.wp.com/shin-yamato.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7770.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
まぁまぁ深めです。深くなればなるほど、加工は難しくなると思います。
刃先の動きが見えないし、刃を置くまで伸ばして加工するので安定性が落ちます。刃先をライトで照らしたり、ツールレストを奥に伸ばせるものに変更したりと工夫しますが、良く切れる刃を使うことが何より大切だと思います。良く切れる刃でベベルラビング(鎬を擦って削る)…言うは易し。
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