エレキギターの製作準備

生産設備がだいぶ整ってきた押沼拠点でそろそろ製品を産んでいきたいと思います。

押沼拠点に展示しているこの２本は、これまで仲間が製造販売してきたエレキギターです。

これらの改良型をモノづくり共同体仕様として作っていきます。

新たに仲間に加わった岡くんがそのために働きます。独自設計の弦楽器を作っていることもあって、道具の扱いも手慣れた感じで仕事も丁寧です。

この日はルーター切削時に使用するテンプレートをアクリル板から作りました。

「モノづくり共同体』は子供や若者にモノづくりをしながら技術や知恵を伝えることを目的としており、あらゆる機会を利用して技術や知恵を移転しています。

ルーターテンプレートを作る傍らでは木工旋盤の練習です。コーヒードリッパーを作ってみました。材料は近隣で伐採された欅です。

これを持ち帰って漆を施工しています。写真は錆付け（目止め）をしている様子です。

木工旋盤は仲間の間でも人気があり、多くの仲間が体験指導を受けて道具の扱いを習得しています。いずれ教わる側から教える側になって子供や若者への伝承をしてくれるはずです。

モノづくりに興味のある青少年の仲間が増えて思う存分作りたいものを作って欲しいと願っています。