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大根の味噌汁を食べる ということの有難さ

モノづくり共同体では、「モノづくり」を広く捉えています。一般的に「モノづくり」と言うと、所謂「職人」的な手仕事や、大きな工場での製品作りだけを想起する人が多いと思います。

しかしながら、職と食は一体であり、腹が減っては仕事は出来ませんし、腹が満たされるだけでは豊かな生活は出来ません。

故に、米づくりも野菜づくりも家づくりもギターづくりも皿づくりも、全て欠かせない大切なモノづくりであるというのが私たちの認識です。

管理人

ここで、「大根の味噌汁を食べる」ということについて考えてみましょう。小さな大根を1本作るだけならプランターでも出来ますが、食べる為の器はどうしましょう?味噌はどうしましょう?

このように、私たちが常日頃当たり前に行っていることが如何に他者に依存しているかが良く分かります。

先日収穫した押沼大根

大根一本作るにも、意外と多くの労力がかかるものです。大根は固い土では上手く育ちませんし、追肥や草取り管理が必要です。この大根は、元々宅地だった空き地を土壌改善して育てました。

共同体メンバーが作ったお椀

スーパーや100均に行けばお椀を買うことは容易いですが、「なくなったら買えば良い」という考え方の脆さ・危うさは日を追うごとに増していることを実感している方も少なくないと思います。何かをきっかけに「モノが無くなる」ということが起きかねないのです。

メンバーが伐採した欅材

畑や工場といった「場所」の他にも、種子や材木、肥料と言った原材料も重要です。この辺りまで話を拡げれば、海外からの輸入が必須となってきます。

管理人

このように考えてみると、「大根の味噌汁を食べる」という行為に辿り着く一連の流れを自給自足出来るというのは、とても有難いことなのです。

これを一人で完結させるのはとても難しいです。その為の「共同体」なのです。得手不得手を補い合い、大きな力とする。各人が技能・知能を啓発し、共同体内 延いては地域の公益を広めていく。

これが私たちの目指すモノづくりです。

各自の力を共同体(=他者であり、自分でもある)に還元する

昨年9月に5名ほどのメンバーで始めたモノづくり共同体ですが、今では倍以上のメンバーがいます。得意分野・技能を持った仲間が集い始めています。「大根の味噌汁」を例にとれば、大根づくり・お椀作り・箸づくりまでは共同体内で自給出来そうです。

管理人

モノづくり共同体のメンバーは、皆 生業・本職を持っています。

それぞれ自立したメンバーが週末を中心に集合し、活動の輪を拡げています。これまで積み重ねてきた生活や仕事を維持しつつ、不測の事態に備えて、より強固な共同体を育てています。

活動の三本柱である「製品の生産販売」・「製作教室の運営」・「自給農場の管理運営」全てが共同体形成へと繋がっていきます。


モノづくり共同体では、仲間を募っています。

こんな人の参加をお待ちしております!

〇モノづくりに関する自身の技能・知識を共有・伝承したい人

→木工・鉄工・農業は勿論、電気・水道・WEBなど、生活を豊かにする技能・知識を持ち、それを広めていきたい人を募集しています。

〇モノづくりに興味のある人

→モノづくりを始めてみたいがきっかけが無い!という人や、自分の技能・知識をさらに深めたい!という人を募集しています。

〇モノづくり共同体の活動趣旨に賛同頂ける人

→特定の技能・知識がなくとも活躍頂けるモノ・コトが沢山あります。

管理人

モノづくり共同体は金銭的営利活動を目的としません。

製品の販売や製作教室運営にあたっては、適正な対価としての金銭以上のものを求めません。故に、参加費や会費はありません。

少しでも興味が湧いた方には、是非とも拠点にお越し頂きたく思います。毎週末には誰かしらのメンバーがおりますので、遊びに来てみて下さい。製品・施設などをお見せしながら、活動内容を詳しくお伝え致します。

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