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卵の自給自足を目指す試み 養鶏を開始

最近は落ち着きを取り戻している感じですが、なんだかきな臭い鶏卵市場(きな臭いのは鶏卵に限ったことではありませんが…)。

自分で出来ることは何でもやろう!ということで、今年からは共同体のメンバーが養鶏に挑戦中です。

生まれたての雛を仕入て育てますので、育雛箱をつくるところから始めました。

50cm×80cm×50cmほどの大きさの箱を作り、中には籾殻を敷き詰めます。

育雛箱の中は間仕切りを入れて、片側は保温設備を設置して常に30度くらいに保ちます。特に、生まれた直後は体温調節機能がありませんので、温度が下がると死んでしまいます。サーモ付きのヒーターを入れて対処しました。

餌は糠・砕米・専用フード・野菜・雑草です。雑食なので人の食べるものであれば大体なんでも食べるようですが、基本的には人間が生活を送る中で発生する副産物・不用品を食べてもらわなくてはなりません。

具体的には、精米時に発生する糠や砕米、食事で発生する生ごみ、畑に生えた雑草などを好んで食べるよう仕向けて行かなくてはなりません。

育雛と並行して、中雛以降の住処となる鶏舎を作らなくてはなりません。

鶏は雑草や虫を食べ、鶏糞は畑の養分になりますので、当然鶏舎は畑につくることになります。ダイムハウスで購入した4坪弱の野菜用ハウス骨組みを利用して鶏舎を作ります。

ハウスの骨組みを立ち上げ、まずは防獣ネットを骨組みに取り付けます。

パッカーやマイカ線を使って骨組みに固定していきます。

全体を防獣ネットで覆いました。

この作業は8月中旬に行ったのですが、暑くて大変でした。

獣害防止の為、地上60cmくらいまでは防獣ネットの上から金網を設置します。

蛇・イタチ・犬・猫など、敵は多いです。

ハウスが形になってきたところで、ハウスの外周部に溝を切ります。

害獣が潜って鶏舎内に侵入しないよう、プラ製の畔板を埋め込んで防御します。

畔板の埋め込みが済んだらハウスの上部に遮光シートを張り、その上からビニールを被せます。

内部も色々とやることがあります。まずは黒土を投入。

続いて竹炭堆肥を投入。

耕転。

最後に籾殻を敷いて完了。

簡易的な発酵床です。翌日、床の温度は70度くらいまで上がっていました。

内部も完成したので、鶏舎の周りを耕転して放牧区の準備をします。

耕運機をどかしたら外周に防獣柵を設置します。

鶏は基本的には鶏舎(ハウス)内で生活してもらいますが、畑仕事に行くときは放牧区を開放し、走ったり、雑草や虫をつついたりしてもらいます。

この中で8羽を飼育します。広いと見るか狭いと見るかは人それぞれですが、我が国の養鶏事情を鑑みると豪邸と言って良いレベルでしょう。

雛の引っ越し。

あっという間に中雛になりました。

今のところ、害獣の侵入や落鳥もなく、順調に育っています。

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