先日のゴールデンウィーク特別企画で初開催となりました木工旋盤教室ですが、今後は毎週日曜日の定常開催となります。
回転する材木に刃物を当て、シュルシュルと思い描く形に削り出す旋盤加工。作業する人の感覚・感性が製品に反映されます。回転工具や刃物を使うことに恐怖感を覚える人もいることと思いますが、いくつかのルールをしっかり守れば殆どの危険は避けられます。是非挑戦して下さい!
作業内容
まずは材料を選びます。いずれの材料も厚み約30mm・直径150mm前後で切り出してあります。木目や色味、触感などでお好みな材料をお選び下さい。樹種についてはその時々の在庫状況に寄りますが、栃や欅をご案内することが多いと思います。
材料が決まったら、刃物や旋盤の仕組み、扱い方のルールを一通りレクチャー致します。言葉で伝えられる明確なルールもありますし、感覚で掴んで頂くしかなものもありますので、講義・実践を織り交ぜて進めていきます。
一通りの説明と練習が済んだら、裏面を仕上げていきます。要所を押さえて頂ければ、デザインは受講者さんにお任せします。形が決められないという方にはサンプルをお見せしつつ、こちらから提案致します。
裏面を仕上げたら、表面を加工します。
この皿には目玉焼きを乗せるのか、お菓子を乗せるのか、ナッツを乗せるのか、パンを乗せるのか…受講者ご自身でイメージを膨らませながら形にしていきます。
刃物を使った切削作業が終わったら、電動工具を使ったパワーサンディングという手法で表面を整えます。切削作業後の仕上がり状態により、120番~400番のペーパーを使って仕上げていきます。
サンディングが済んだら、オイルフィニッシュで塗装をして完成です。
個人差がありますが、1時間半~2時間ほどで塗装まで終えることが出来ると思います。
製品事例
製品事例をご覧頂ければ分かるように、たかだか厚み30mm・直径150mmの丸板材でも沢山のバリエーションがあります。デザインは受講者それぞれの好みで変わりますから、ひとつとして同じものは出来上がりません。
いかがでしたか?
木工旋盤の魅力を少しでも感じて頂けたら嬉しいです。自分の力加減一つで木の板が「食器」に変わっていく様子が見られるのはとても面白く、また比較的短時間で製品が完成しますので、子供から大人まで楽しく作業が続けられます。
【時間】日曜日10~16時の間で、受講者の希望する時間帯(2時間)
【申込締切】希望日の3日前まで
【費用】1人5,000円(消費税・材料費・道具レンタル代込み)
【内容】厚さ約30mmの丸板材を使用し、削り出しから塗装までを行う
【時間】日曜日10~16時の間で、受講者の希望する時間帯(2時間)
【申込締切】希望日の3日前まで
【費用】1人5,000円(消費税・材料費・道具レンタル代込み)
【内容】厚さ約30mmの丸板材を使用し、削り出しから塗装までを行う